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?不安が不安を呼び、不安な思考を増大させる?
| A.体の不安に悩まされてしまうタイプの思考回路 過呼吸、震え、心臓がドキドキする→はじめての恐怖感にひどく驚く→また発作が起こるのではと不安になる→体を異常に意識する→敏感になり体のあちこちが気になり始める→いつも緊張や不安感がつきまとう→前に起こった発作の恐怖心からますます不安が増大される→不安のため夜も眠れない→体調不良のためますます体に敏感になる→予期不安が増大する→緊張と不安の度合いが強まる→精神不安定になる→また発作が起きてしまう→更に不安感が大きくなる ・・・・繰り返し |
| B.体の不安など気にしないタイプの思考回路 過呼吸、震え、心臓がドキドキする→特に何も思わない→休む→回復する・・・・終わり |
AとBを比較してみて下さい。
体の不安に悩む人は、Bの思考回路は信じられないかもしれません。
しかし、同じようにBの人からみればAの思考は信じられないように映るでしょう。Bの人なら「気の持ちよう」の一言でも悩みは時間とともに消えてくれます。しかし、Aの人に「気の持ちよう」ではなかなか通用しません。Aの人も頭や理屈ではわかっていても不安の気持ちを消す事ができないのです。Aのタイプのように恐怖感にひどく驚くという思考回路が生じると、不安の気持ちから上記のような悪循環に陥り、不安の気持ちをどんどんと大きなものにしてしまうことが多いです。
又、Aの思考では「自分はどうなるんだ!」「何だ!この発作は」「死ぬかもしれない」という恐怖と焦りが生じ、その焦りの思考一つで自分で自分の不安や発作を大きくしていることに気づかないことも多いです。そして、Aのタイプは不安が起こらないようにと、以前にもまして不安やドキドキが起こらないための対策を頭の中で必死に考えてしまいます。
「不安を感じないように、不安が来ないように・・・」と常に考えるようになりますが、これも緊張のカラクリのページでお話した事と共通する部分があります。
不安が起きないようにと強く思うほどに逆に敏感になり、不安が増大するという性質があります。「不安になるのは当然なんだ」「どうってことないんだ」と思うと逆に不安は薄らぐとという性質があります。
あなたはいつも不安が起こる場面では、どちらの思考が強く働いていますか?
楽観的思考でいること、又は難しく考え過ぎないことが不安を抑えるための一番の方法なのです。では、今日からそういう楽観的思考になればもう不安は起きないのではないか?
そうです。確かにそういう思考になることができれば、極度の不安で悩む事も少なくなるでしょう。
しかし楽観的な気持ちでいようと思っても、開き直ろうと思ってもそう簡単に変われないところが難しい部分です。悩んでいる人は長い間、不安が起こりやすい思考と共にしてきたわけですから、そう思っても簡単に変われるはずがありません。そして、楽観的思考でいようと思ってもそういう気持ちでいられないのは、楽観的な気持ちではいられないだけの、その人なりのルーツ(原因)があるためです。そのため、お悩みの根本的要因から対処して、その人の持つ不安が起こりやすい観念や考え方の部分を少しずつ切り替えていくことが大切なのです。
この部分を無視して表面的にリラックスさせようとしてもすぐに元に戻るだけです。
体の部分のリラックスと、悩みの観念をなくすための頭の整理をしていくことが大切なのです。
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